ADHD Evidence BriefsPROテンプレート資料室
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学校連携キット PRO
担任・教員との連携のためのエビデンスに基づく実用資料
ADHD EVIDENCE
3
手紙テンプレート
30
チェックリスト項目
15
担任面談の質問
✉️ 手紙テンプレート

[ ]の部分は、実際の内容に置き換えてご利用ください。

手紙A — 学期初の協力のお願い

[先生のお名前]先生へ

はじめまして。[お子さまのお名前]の保護者、[保護者の氏名]です。新学期を迎えるにあたり、お子さまのことについて事前にご共有したく、お手紙を差し上げます。

[お子さまのお名前]は注意や自己コントロールに難しさがあり、[診断を受けた医療機関名]においてADHDと診断されています。現在は担当医の指導のもと治療を受けており、家庭でも[例:行動療法/薬物療法]を併用しています。

学校では主に次のような難しさがみられることが多いです。
• 長時間の集中の維持
• 指示内容を最後まで聞き、従うこと
• 課題や活動を順番どおりにやり遂げること
• 衝動的な言動

一方で、[お子さまのお名前]には、[例:創造性があり、興味のある分野では集中力が高く、人とのつながりを大切にする]といった強みもあります。可能であれば、同封のチェックリストを先生と一緒にご確認いただけますと幸いです。

[保護者の氏名]   連絡先:[メールアドレスまたは電話番号]

手紙B — 出来事のあとの再協力のお願い

[先生のお名前]先生へ

お世話になっております。[お子さまのお名前]の保護者、[保護者の氏名]です。先日は、[例:授業中の口論/未提出の繰り返し/席を立つことが多いこと]などに関し、先生にご心配やご迷惑をおかけした可能性があると感じております。まずはお詫び申し上げます。

お子さま自身も、家でこの出来事について落ち込んでいました。ADHDの特性として衝動性や自己調整の難しさから、意図しない場面が生じることがあることは理解しておりますが、周囲の方に負担をかけないよう、私どもも大切に考えています。

今回のことをきっかけに、家庭と学校でより良い支援の方向を一緒に見つけたいと考えています。先生が観察された状況やご不安があれば共有いただけますと、担当医・カウンセラーとも相談のうえ、具体的な方針を整えます。短い時間でも構いませんので、お話の機会をいただけますと幸いです。

[保護者の氏名]   連絡先:[メールアドレスまたは電話番号]

手紙C — 合意事項の確認

[先生のお名前]先生へ

[日付]の面談でお話しした内容を書面にまとめ、共有させていただきます。合意された支援が一貫して行われるよう、ご確認いただけますと幸いです。

■ 合意した支援
1. 座席:[例:教壇近くの前列、窓側・廊下側は避ける]
2. 授業中:[例:指示後の理解確認、視覚的なスケジュール提示]
3. 課題・評価:[例:段階的な提出、テスト時間の10分延長]
4. 行動:[例:良い行動への即時ほめ、休憩が必要なときの合図カード]
5. 連絡:[例:毎週金曜に連絡帳またはメールで特記事項を共有]

■ 追加の確認
服薬:[はい/いいえ] | 服薬時間:[時刻] | 校内での服薬支援:[はい/いいえ]
次回の振り返り:[例:1か月後/次学期の初め]

修正や追記があればお知らせください。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

[保護者の氏名]   連絡先:[メールアドレスまたは電話番号]

✅ 教室環境の調整チェックリスト(全30項目)

NICE Guideline NG87 に基づく — 担任の先生と確認しながらチェックしてください

① 環境の調整(C01–C05)

C01教師の近くの前列座席について相談する
C02視覚的な刺激が少ない席について相談する
C03窓際・廊下側など注意が散りやすい席を避ける
C04グループ学習では集中しやすい仲間との班編成を相談する
C05騒音が大きい場面での席の移動・代替スペースを相談する
メモ

② 指導の方法(C06–C10)

C06指示を短く、一度に一つずつ伝えることについて相談する
C07指示後に1対1で理解度を確認してもらうようお願いする
C08視覚的なスケジュール(黒板・ホワイトボード)を常時示すことについて相談する
C09重要な指示や課題は書面(連絡帳など)でも伝えてもらうようお願いする
C10授業の適切なタイミングで短い注意の切り替えサインを相談する
メモ

③ 課題・評価(C11–C15)

C11課題量の調整や段階的・分割提出について相談する
C12テスト時間の延長(約10〜25%)または別室での受験を相談する
C13長文課題を段階的な提出に分けることについて相談する
C14重要な課題の締切前日に個別にリマインドしてもらうようお願いする
C15宿題の記録(連絡帳)の確認と支援について相談する
メモ

④ 行動面の支援(C16–C20)

C16良い行動に対して、すぐに具体的な言葉でほめてもらうようお願いする
C17注意が必要な場面では、静かに1対1で対応してもらうようお願いする
C18人前での叱責や恥をかかせる対応は避けてもらうようお願いする
C19家庭と学校でほめスタンプなどの報酬づけを連携することを相談する
C20トラブル時の対応手順を事前に合意しておくことについて相談する
メモ

⑤ 活動・参加(C21–C25)

C21グループ活動の班編成を事前に相談する
C22体育・図工など活動的な授業への参加機会について相談する
C23エネルギーを発散できる役割(用事、黒板消しなど)について相談する
C24集中が難しいときに短いストレッチや休憩を認めることについて相談する
C25席を離れる必要があるときの合図(カードなど)を使うことについて相談する
メモ

⑥ 連携・健康(C26–C30)

C26服薬の時間帯と校内での服薬手続きについて相談する
C27薬の効果が出やすい時間帯に重要な授業を配置することについて相談する
C28服薬の取りこぼしがあった場合に担任へ連絡してもらうようお願いする
C29担任との定期的な連絡(月1回以上など)の方法と時期を合意する
C30学期中の支援内容の見直し・調整のタイミングを合意する
メモ
💬 担任教師面談の質問(全15項目)
Q01授業中に集中が難しくなるのは、主にいつ、どの教科でしょうか。
Q02比較的集中しやすい教科や活動の形はありますか。
Q03友達関係で気になるパターン(衝突、孤立、過度な依存など)はありますか。
Q04衝動的な行動(口をはさむ、席を立つなど)が起きやすい典型的な場面は何ですか。
Q05テストや時間制限のある課題で困難がみられますか。
Q06課題の未提出・遅刻の頻度と繰り返しのパターンはありますか。
Q07これまで試した教室での支援と、その結果について教えてください。
Q08ほめ言葉や肯定的なフィードバックに対して、お子さまはどのように反応しますか。
Q09授業中に、良い行動への即時のフィードバックは可能でしょうか。
Q10現在の座席配置が集中に与える影響について、先生のご所感をお聞きしたいです。
Q11座席や環境の調整は、実際にお子さまの助けになると思われますか。
Q12家庭と学校で状況を共有する方法(連絡帳・メール・電話など)を合意したいです。
Q13スクールカウンセラーや特別支援教育の担当者との連携は可能でしょうか。
Q14担任以外の教科の先生への情報共有の範囲について相談したいです。
Q15次の学期・学年に向けて、支援内容をどのように引き継ぐとよいでしょうか。
Evidence Sources
AAP Clinical Practice Guideline (2019) — DOI: 10.1542/peds.2019-2528  |  NICE Guideline NG87 (2018/2024) — nice.org.uk/guidance/ng87  |  CADDRA Canadian ADHD Practice Guidelines (2020) — caddra.ca/guidelines/
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